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住民代理店BOB(Break Occupied Barier)代表。自転車で俳諧するおっさん。ミッションは誰かさんを輝かすこと。

2008年10月26日日曜日

環境ゲーム

尼崎環境塾で「環境ゲーム」
AGG担当。
労働福祉会館。

アメリカ、イギリス、日本
インド、ブラジル、ラオス

国別にグループを組んでもらう。

各グループには
資源としての紙。
生産手段としての鉛筆、はさみ、カッター、三角定規、分度器
通貨としてのお金
などがあらかじめ配分されている。

その配分にはばらつきがあり
現状の世界情勢が反映されている。
ラオスチームには少しのお金と紙と
鉛筆(芯が折れている!)があるだけだが
アメリカチームにはすべてのアイテムが揃っている。
チームの人数も各国の人口に応じて
メンバーの多いチーム(6人)~少ないチーム(3名)がある。

各チームは一定の規格
(直径9cmの円、一辺8cmの正三角形など)の製品をつくり
会場前方に設けられた「マーケット」で販売、
その時の定価のお金を
対価として受け取るという仕組み。

お金を受け取ると同時に
「廃棄物チップ」という名の黄色い紙片もマーケットからもらう。

製品(円や三角)を作った後の切り屑(産業廃棄物)も
最後にはかりで重さを量る。

最初は戸惑っていた参加者が
だんだんゲームの意味を理解して
国の利益を上げるために
チーム内外で動き出す。

チーム内のコミュニケーション、
戦略のの組み立て
ほかのチームの状況把握、交渉など
とにかくじっとしてはいられない。

見ていると
現実のお国柄と似て来るから面白い。

このゲームの目的は
生きていく上での経済活動によって
お金を得るだけではなく
それによって生ずる廃棄物のことも考えさせることである。

経済追及と環境保護そのバランスを
取ることが大切だということが
参加者の体験としてわかるようになっている。

考えた人は偉い!


     
      秋の蚊の睨みつければ退場す    基風

          

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