自己紹介

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住民代理店BOB(Break Occupied Barier)代表。自転車で俳諧するおっさん。ミッションは誰かさんを輝かすこと。

2011年8月15日月曜日

県立伊丹高校還暦同窓会


ついにこんなタイトルの会合の案内が来て
お盆の日曜日、伊丹シティホテルまで・・・。

3年時のクラス別の円卓に座る。

一瞬、誰かな?という小さなクエッションのあとに
ああ、○○!おお、△△さん!××も!
と名前が出てくる。

わがクラスは9名。
Y田さん、I上、Mさん、I塚、K端さん、S木さん、H田、K斐と私

女子4、男子5名。とバランスがいい。
やはり文科系だったからかな

1組は女子ばかりのクラス就職組
以下、偶数組は文科系
奇数組は理科系で11クラスまで。

物故者の紹介と黙とう
世話役の紹介
恩師の紹介、(古文のY田先生、保健体育のT田先生)
の後、各クラス毎に登壇して自己紹介。

4組は文科系なのに女子ばかり。

あの頃は当たり前だと思っていたが
文科、理科でクラス分けをするのは
おかしいのではないだろうか?

理科系の誰かが言っていたけど
理科系を選択したのが人生最大のミスだった。
クラスは男子ばかり、授業にはついていけなかった。
とのこと。。。

今はどんな感じでクラスを分けるのだろうか?
男女半々のホームクラスがあって
各自、専攻した授業に行くというのがいいのじゃないだろか?

おっさんばかりのクラスは
なにか淋しいものがある。

いよいよ8組の番が来て
クラスのみんなと登壇。
落研のK斐がおもしろい事一言も言わずにマイクを
私に渡す

「原田です。最近本を出しました。」と隠し持ってた
「愛だ!上山棚田団-限界集落なんて言わせない!」を掲げて
「JR伊丹駅前の、ブックランド・フレンズ」に24冊あります」と宣伝。

場内すこし静かになって聞いてくれた。
今回の目的はこれで達成。

次はいつ会えるか?会えないか?
どんどん微妙な集いになって行くんだろうな。

ま、前向いて、振り返らずに一歩ずつ
残された寿命を生きるっきゃないよね・・・。


    同窓会跳ねて各々秋に入る

    同窓会街を覆いし晩夏光

    再会の想い宝に秋に入る

    散歩道小石拾へば秋の色    




2011年8月3日水曜日

夏の朝に

4年前、2007年3月末、会社を早期退職。

55歳、定年まで5年あった。


その前の年に親父が死んだ。

息を引き取るというが、親父は小さく息を吸い込んで

その息を吐かなかった。

人は死のだ。


それまでは親に、先生に、友達に、周りに合わせてきた。

原田、お前の意見は?と問われて

口ごもることが多かった。


自分の人生、生きるのは自分である。

当たり前のことかもしれないが

気付くのに55年もかかった。


バスケで言うと

第3クオーター終了間際まで

ゴールがどっちなのかもわからずに

ただ、右往左往していた。


そこで、60歳までの5年間で

次のステージを見つけに行こうと決心した。


時間という資源をもらったんだ

と考えることにした。


社会は広かった。


いろんな人に遭遇した。

高いビルからは見えなかった

いろんなものが見えてきた。


それは、自分の無知、無学、未熟を

思い知ることになった。


しかし、同時に確実の自分の中に

積み上がって行くものも自覚できた。


そして、60歳になる半年前に

協創LLPの代表をやってくれと言われ就任した。


願ってもない人事である。

こんな素敵な人事は今までになかった。


これからの時代に

LLPはなくてはならないものになる。

そんな予感がする。


株式会社はこれまでの時代の

主流であったが

自身の拡大体質により

終焉を迎えることになるだろう。


パートナーシップという

信頼関係を基本とした

オープンでフラットな組織形態。


いろんな意見が出て

収拾がつかないという性格もあるが、

まとまった時のよろこびは計り知れない。


忘己利他、一座建立、創意工夫


古くからこの国には

その素地があるのである。


尊いご縁に感謝である。


うちの庭でもやっと蝉が鳴き出した。


    喜びに震えるほどに蝉の鳴く


    鳴き声はぎゃあていぎゃあてい蝉の朝


    一心に我を忘れて蝉の鳴く


    明日は無き鳴く時は今蝉の国