自己紹介

自分の写真
住民代理店BOB(Break Occupied Barier)代表。自転車で俳諧するおっさん。ミッションは誰かさんを輝かすこと。

2008年10月15日水曜日

俳句入門②

俳句は写真と同じといわれる。
ある風景、動作の一瞬の輝きを五七五、十七文字で表現する。
切り取るのである。
能や生け花やなど日本固有の芸術に共通する
表現の簡素化である。

俳句は日記でもある。
その日の出来事を俳句にして残しておくと
後でそのほかのことも思い出す。
コンピュータでいうと
ファイルの見出しのようなものである。
何も残さないと何も思い出さない。

俳句は頭の体操でもある。
五感で感じ取った外的な刺激を
脳の中で言葉にしようと
あれやこれや考える。
衰え行く脳が不承不承ながらも動き出す。

俳句の一番いいことは
お金がかからないこと
ペンと紙があれば(なくても)
いつでもどこでもできる。
電車や病院の待ち時間が苦にならなくなる。

私はセンスがなくてという人も
歳時記を買って(一番高い買い物である)
とにかく一句つくってみればいい。
いきなり名句ができたりする。
句会でもベテランが高得点をもらうとは限らない。
初心者が無心で詠んだ句が
ホームラン!ということもある。

人がどう思うかは気にせず
自分がどう思ったのかを勝手に表現すればいいのであります。


        
      一本の電話に元気秋の雨    基風 


  *昨日は朝から雨で、いささか暗い気持ちでいたが、
   Hさんから「どないしてんねん!ちゃあでもいけへんか!」
   と電話があり、元気をいただいた。
   一昨日「そういえば、Hさん、どないしてはるのかな?」と
   思った矢先である。不思議だね。

   と、こういう風に日記になるでしょ?いいのです独りよがりで。
   しろ―とですからね。
   失うものなどないのです。結果気にせず、
   思い切ってバット振りだせばいいのです。
   がんばれ阪神!

     

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