映画「クライマーズ・ハイ」。
見ました。
日航機ジャンボ機墜落。
群馬県の地方新聞社の記者が主人公。
あの日、8月12日のことが刻々と再現される。
原作者の横山秀夫氏は上毛新聞の元記者。
原作を読んでいたので、小説をどのように映画にするのか
興味があった。
実際の事故の経過を追いながら
主人公と子供の時系列と
主人公と母の時系列が
織り込まれるので
原作を読まずに見た人は
戸惑ったのではないだろうか?
地方新聞社の雰囲気がよく描けてた。
私の新入社員の頃を思い出した。
私の最初の仕事の取引先は神戸新聞社の広告局だった。
映画の舞台は編集局だったが
広告局も大部屋で整理部があって
そこに原稿を持って行くのが日課だった。
神戸新聞会館。
震災で崩壊してしまったが
毎日、広告の原稿(凸版という亜鉛の板)を抱え
さん地下タウンを通って
地下の通用口から入ると
インクのにおいが漂っていた。
映画を見ていたらその匂いを思い出した。
1985年。あれから23年も経った…。
520名の死者の中にD社の6人も含まれる。
彼らの無念さを忘れてはいけない。
朝の蝉喧しいけど許したろ 基風
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