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住民代理店BOB(Break Occupied Barier)代表。自転車で俳諧するおっさん。ミッションは誰かさんを輝かすこと。

2008年7月28日月曜日

クライマーズ・ハイ

映画「クライマーズ・ハイ」。
見ました。

日航機ジャンボ機墜落。
群馬県の地方新聞社の記者が主人公。

あの日、8月12日のことが刻々と再現される。
原作者の横山秀夫氏は上毛新聞の元記者。
原作を読んでいたので、小説をどのように映画にするのか
興味があった。

実際の事故の経過を追いながら
主人公と子供の時系列と
主人公と母の時系列が
織り込まれるので
原作を読まずに見た人は
戸惑ったのではないだろうか?

地方新聞社の雰囲気がよく描けてた。
私の新入社員の頃を思い出した。

私の最初の仕事の取引先は神戸新聞社の広告局だった。
映画の舞台は編集局だったが
広告局も大部屋で整理部があって
そこに原稿を持って行くのが日課だった。

神戸新聞会館。
震災で崩壊してしまったが
毎日、広告の原稿(凸版という亜鉛の板)を抱え
さん地下タウンを通って
地下の通用口から入ると
インクのにおいが漂っていた。

映画を見ていたらその匂いを思い出した。

1985年。あれから23年も経った…。
520名の死者の中にD社の6人も含まれる。
彼らの無念さを忘れてはいけない。



       朝の蝉喧しいけど許したろ   基風


         

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