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住民代理店BOB(Break Occupied Barier)代表。自転車で俳諧するおっさん。ミッションは誰かさんを輝かすこと。

2008年8月23日土曜日

他火

北海道バスツアー。
ジェット機で2時間も飛ぶと
気温14度の釧路。

走行距離
1日目70km 釧路―阿寒
2日目370km 阿寒―摩周湖―知床―網走―北見―層雲峡
3日目300km 層雲峡―旭川(旭山動物園)―美瑛―富良野―定山渓
4日目140km 定山渓―小樽―千歳

また2時間飛んで神戸空港へ
ポートライナーに乗り、
気がつくと阪急三宮駅にいた。

塩見直紀さんは、旅を「他火」と解釈していたなあ…。

なんと、「他火研究所」もやっている。 http://www.satoyama.gr.jp/tabi/index.html

『旅とはもともと“他火(たび)”。
他者に火(愛や慈しみ、力、勇気・・・・)をいただきながら歩行をすすめ、
世界を、自分を、発見(ディスカバー)する文化的な仕掛けでした。』

ツアーには行ったが
「旅」ではなかった。
ましてや、「他火」のかけらもなかった。

ああ、「他火」がしたい。  

芭蕉曰く、    
「予もいづれの年よりか、片雲の風にさそはれて、漂泊の思ひやまず、」
―奥の細道序文より―
(片雲かたくも=天の一方の雲、片方の雲:広辞苑)

「片雲の風」かぁ…。

いい表現ですなぁ…。



    遠雷や旅も終わりか錨山   基風   



      

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