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住民代理店BOB(Break Occupied Barier)代表。自転車で俳諧するおっさん。ミッションは誰かさんを輝かすこと。

2008年8月18日月曜日

観自在

視点をどこに置くのか重要ですね。

合気道では相手の目を見るのではなく、
鼻の辺りを中心に全体を見渡すと教えてもらいました。

そうすることにより相手も背景も視野に入ってきます。

相手の気配全体を感じる距離を保ち、
相手が打ちかかろうとする「いま!」の「い」のタイミングで自ら動く。
「ま」では遅いのです。「いま!」の「い」です。
それが「入り身」です。

この「入り身」は生活のすべての場面で応用することができます。
家の雑用って面倒くさいものですが、この「入り身」を使うと、すっと体が動くようになります。

いやいややると、一瞬後手を踏むことになり結局、文句や愚痴を言ってしまいます。
事前に何が起こるのか予想して素早く動く。
(なかなかできないですが…。)

合気道で実際に「入り身」のタイミングを体感すると、
朝起きるときから夜寝るまで常に自分のペースでことを運ぶことができます。

決して自分勝手に動くということではなく、相手の気持ちをくみ取りながら動くので
相手も嬉しい、自分も嬉しい関係を形成することができるようになります。

ほんと、合気道は投げられて楽しいのです。

観音様の正式名称は「観自在菩薩」
観自在の意味は「自在に見る」ということでしょうか?
前後左右、斜め、内に外に柔軟な視点を持つことができれば、
それはそれは楽しいでしょうね!


     背後から忍び寄るもの夏の果     基風

    

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