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住民代理店BOB(Break Occupied Barier)代表。自転車で俳諧するおっさん。ミッションは誰かさんを輝かすこと。

2011年10月6日木曜日

ふたつの協創

ちょうど2か月前の7月25日にアズマックスに紹介してもらった
尼崎市の福島さんに「愛だ!上山棚田団」を献本させていただいたら
返す刀で、2冊の本を頂戴した。

1「霞ヶ関構造改革・プロジェクトK」東洋経済新報社2005年
2「霞ヶ関維新」英治出版2009年

いずれも、著者は「新しい霞ヶ関を創る若手の会」(NPO法人プロジェクトK)

1はあまがさき環境オープンカレッジの事務局の相棒ビリーに貸した。
2は私が読んでいる。

この本の中で彼らが目指す国家像として
「協創国家」という表現があった。

日本という国を変えようとしている若手官僚の皆さんも
「協創」という言葉を使っていることに驚きを覚えた。

(同時に、協創LLPの名付け親かっちの
先見性を凄いと思った。)

彼らが提唱する協創国家とは・・・、

「「官」か「民」かという二者択一的な議論を超え、官民が協働して
通常の企業の収益活動にはなじまないような
各種の公共サービスを実施していく国家のことです。」

協創LLPの「協創」とはちょっとニュアンスが違うなと思った。

協創LLPの「協創」は・・・

「楽しい事は正しい事」をメインテーマに、
仲間との縁脈を大切に、仲間と”協”力し合って新しい時代を”創”造する「協創LLP」という生き方を提案します。

という「協創」。

前者には「上から目線」を感じる。
しょうがないですね・・・何と言っても「お上」だから
後者はフラットでオープンな視点。
官も民もなく、一人一人の志が日本を変えるという思い。

前者には権力という裃を手放せない
後者にはなかなかまとまらないという弱点を
それぞれ抱えている。

それぞれの視線が交差するポイントを探る必要があるね。


     虫の音や官もなければ民もない

     虫の音や天下国家に鳴り響く

     虫の音や桃源郷の夜風かな

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