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住民代理店BOB(Break Occupied Barier)代表。自転車で俳諧するおっさん。ミッションは誰かさんを輝かすこと。

2009年9月11日金曜日

竹取りの翁


刈り取った稲を干すための稲木
そのための竹を切る。

初めて…。

コンバインで稲を刈ってしまう
近代の農業では
稲穂の部分と茎の部分を分けて刈り取り
粒の状態で収穫し
機械乾燥する。

茎は切り刻まれて
田んぼに撒き散らされる。

したがって稲木は立てない
竹も使わない。

だから、竹はどんどん繁殖し
ジャングル化する。

竹を切ってみる。

空洞なので簡単、
と思いきや…。

10m以上伸びた
太い竹の重量で
のこぎりが挟まって
動かなくなる。

ようやく切っても
周囲の竹が邪魔をして
うまく倒れない。

倒れる時には
気をつけないと
竹特有の弾力で
顔や体に当たることがあるそうな…。

倒して、稲木の間隔に見合った
長さに分断する。
重いし、足場は斜面、表面はツルツル

うーん。何事も奥が深いっす。

3本切るのが精一杯。
汗びっしょり…。

竹取りの翁って
重労働だったんだ…。


     
         竹伐るやいずこにおはすかぐや姫
      
         竹伐るや大蛇の話聞きながら     基風
     
*竹伐る(きる)=秋の季語


              

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