自己紹介

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住民代理店BOB(Break Occupied Barier)代表。自転車で俳諧するおっさん。ミッションは誰かさんを輝かすこと。

2009年1月9日金曜日

卒論

社会学部の娘が卒論を書いたので
見てくれという。

テーマ選定や途中の調査などにも相談に乗った。
テーマは「レジ袋」
私が尼崎市でゴミ減量の運動団体で活動しているので
フィールドワークがやりやすいと思ったのだろう
「それにする!」と安易に選んできた。

約1年半、レジ袋から見た環境問題を
追いかけ、ゼミの先生にも指導を受けて
何とか出来上がったようである。

全体に突っ込み不足は否めないが
一応形にはなっている。
優は難しいが、親のひいき目で良はもらえるかな?
甘いかな?でも可はもらえるやろ…。

自分の卒論。
テーマはグンゼの創始者「波多野鶴吉」翁。

私も、親父の会社の創始者を調べるという
安易なテーマ選定だった。

提出の3ヶ月前ぐらいからの着手という泥縄式であった。

福知山経緯でグンゼの綾部本社まで行き
(雪が降っていた!まだ蒸気機関車が残っていて、
湯気が白く、黒の車体に流れて行くのが印象的であった)
工場の来客用の宿舎に一泊させてもらって資料を集め
ほぼ、丸映し状態で提出した。

論文というより、読書感想文みたいなものである。

そのころの自分と比較すれば
娘の論文はそれなりに形になっている。

やはり、インターネットなど情報検索・収集・編集の手段が格段に進歩しているからね。
文献を読んで鉛筆と消しゴムで書いていた時代とは雲泥の差ですわ。
(負け惜しみ…)

でも、今になって綾部とは縁が復活しているし
あの時、得た知識はとても役に立っている。

めぐりめぐる人生。
同じテーマを追いかけている誰かに遭遇することもある。
それを想像すると楽しい。

いくつになっても学ぶ精神は旺盛に持っていたい。



      湯たんぽのぬくもり残る朝かな    基風


        

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