ゴルフが好きだった親父。
狭い庭に芝生を植えた。
親父は死んだが、
芝生は生きている。
夏の雨と日光で芝生は伸びる。
雑草も伸びる。
剪定ばさみで刈ってやる。
こういう作業は好きである。
複雑なことは何も考えなくていいから。
根が単純だからね。
作業は単純だか
頭にはいろんな思いが生じてくる。
ふと、これは親父の散髪だなと思った。
刈った草が
ゴミ袋いっぱいになった。
庭の風が涼しくなったような気がした。
散髪を終えて父さん涼しげに
目の前の草を刈るただ一心に
良心も邪心も共に草を刈る
草を刈るどうせこの世はそんなとこ 基風
2009年7月19日日曜日
蝉
蝉が鳴き出した。
思い出す句
初蝉や父終章を生きて居り 基風
いつ作ったのだろうか?
信濃俳句通信を紐解く…。
2004年7月作だったんだ。
2年後の2006年9月23日に父は逝く。
2003年1月22日に梗塞で倒れて
右上半身の不随と失語症。
人生が物語ならそれからの3年半は父の最終章だった。
活動的なそれまでの展開とは全く違う章となった。
母は自宅介護の道を選択した。
介護サービスを組み合わせて
何とか頑張っていた。
2006年の夏は特に暑かった。
何度か体調を崩しかけたが
その夏は乗り切った。
そして秋の彼岸の中日に逝った。
もう少し長引けは母ももたなかっただろう。
絶妙のタイミングだった。
初蝉や何万回も鳴くつもり
初蝉や思い出すこと父のこと
蝉の身になれば五月蠅いとは言えず
初蝉や生きるいのちの元ぢから 基風
それにしても、父は今頃どこで何をしているんだろ…。
じっとしていないことは確かだが…
思い出す句
初蝉や父終章を生きて居り 基風
いつ作ったのだろうか?
信濃俳句通信を紐解く…。
2004年7月作だったんだ。
2年後の2006年9月23日に父は逝く。
2003年1月22日に梗塞で倒れて
右上半身の不随と失語症。
人生が物語ならそれからの3年半は父の最終章だった。
活動的なそれまでの展開とは全く違う章となった。
母は自宅介護の道を選択した。
介護サービスを組み合わせて
何とか頑張っていた。
2006年の夏は特に暑かった。
何度か体調を崩しかけたが
その夏は乗り切った。
そして秋の彼岸の中日に逝った。
もう少し長引けは母ももたなかっただろう。
絶妙のタイミングだった。
初蝉や何万回も鳴くつもり
初蝉や思い出すこと父のこと
蝉の身になれば五月蠅いとは言えず
初蝉や生きるいのちの元ぢから 基風
それにしても、父は今頃どこで何をしているんだろ…。
じっとしていないことは確かだが…
2009年7月18日土曜日
ゴルフ
石川遼。
全英オープン出場。
凄いね。
ゴルフだけじゃない、人間としてトータルな凄さがある。
小さい頃から
お父さんが教えた。
お父さんも凄い人なんだろうね。
マイファーザーも良く教えてくれた。
庭に芝生を植えて
暇さえあれば
アプローチの練習をしていた。
ゴルフは習慣のスポーツ
練習しなければ
スィング、ボディバランス、距離感など身につかない。
だからゴルフはやらない。
いい結果をだすために
費やす時間とお金が半端じゃない。
遼君に任せた。
梅雨明けや父の遺した芝を刈る
梅雨明けや父の教えを反芻す
結局は父のやり方梅雨明くる
父の声思い出してる夏の庭 基風
全英オープン出場。
凄いね。
ゴルフだけじゃない、人間としてトータルな凄さがある。
小さい頃から
お父さんが教えた。
お父さんも凄い人なんだろうね。
マイファーザーも良く教えてくれた。
庭に芝生を植えて
暇さえあれば
アプローチの練習をしていた。
ゴルフは習慣のスポーツ
練習しなければ
スィング、ボディバランス、距離感など身につかない。
だからゴルフはやらない。
いい結果をだすために
費やす時間とお金が半端じゃない。
遼君に任せた。
梅雨明けや父の遺した芝を刈る
梅雨明けや父の教えを反芻す
結局は父のやり方梅雨明くる
父の声思い出してる夏の庭 基風
2009年7月6日月曜日
矛盾を活かす
父の残した本は多かったが
その中で、一冊だけ
全ページをコピーして紐で綴じた本がある。
なぜそうしたのかわからない。
図書館で借りて読んだが
あまりにもいい本だったので
全編コピーして手元に置いておきたかったのだろうか?
誰かにもらったのだろうか?
今となってはわからない。
「矛盾を活かす超発想法」
ロボット博士で有名な森政弘さんの本である。
父はこの本に赤鉛筆で線を入れ読んでいる。
父が大切だと感じた部分。
=父が言いたかったこと。=父の教え
脳梗塞による失語症で
遺言めいた言葉はまったくなかった。
赤い線の部分が父の教えだと思って
この本を読もう。
梅雨の闇盾と矛との鬩ぎ合ひ
梅雨の闇父の足跡赤い線
梅雨闇西即東自即他
梅雨の闇そろそろ雨戸開けませう 基風
その中で、一冊だけ
全ページをコピーして紐で綴じた本がある。
なぜそうしたのかわからない。
図書館で借りて読んだが
あまりにもいい本だったので
全編コピーして手元に置いておきたかったのだろうか?
誰かにもらったのだろうか?
今となってはわからない。
「矛盾を活かす超発想法」
ロボット博士で有名な森政弘さんの本である。
父はこの本に赤鉛筆で線を入れ読んでいる。
父が大切だと感じた部分。
=父が言いたかったこと。=父の教え
脳梗塞による失語症で
遺言めいた言葉はまったくなかった。
赤い線の部分が父の教えだと思って
この本を読もう。
梅雨の闇盾と矛との鬩ぎ合ひ
梅雨の闇父の足跡赤い線
梅雨闇西即東自即他
梅雨の闇そろそろ雨戸開けませう 基風
2008年9月16日火曜日
遺言
父に遺言はなかった。
脳梗塞により失語症になってしまったから。
右腕に麻痺があり
リハビリのおかげで左手で字を書けるようになったが
文章を綴るところまでには至らなかった。
相手の意思は理解できても
言葉が出てこない、書けないというのは
どんなにかもどかしいことだったか…。
何か言い遺してほしかったが
2003年1月22日に倒れてから
2006年9月23日に亡くなるまでの約3年半
口頭での会話はできないままであった。
倒れる前によく言っていた
「生きる命の元力(もとぢから)」という言葉。
どういう意味なのか結局、聞かずじまい。
「与えられた命の表面的な部分だけではなく
根源的な深い部分もフル稼働させて生きろ!」
今はそう解釈している。
会社を早期退職して社会的な活動をしたいと以前から思っていたが
親父の死でその方向に舵を切る決意ができた。
いま、いろんなことに頭を突っ込んでいるのはそういうわけなのです。
秋彼岸父に近づく一歩かな 基風
脳梗塞により失語症になってしまったから。
右腕に麻痺があり
リハビリのおかげで左手で字を書けるようになったが
文章を綴るところまでには至らなかった。
相手の意思は理解できても
言葉が出てこない、書けないというのは
どんなにかもどかしいことだったか…。
何か言い遺してほしかったが
2003年1月22日に倒れてから
2006年9月23日に亡くなるまでの約3年半
口頭での会話はできないままであった。
倒れる前によく言っていた
「生きる命の元力(もとぢから)」という言葉。
どういう意味なのか結局、聞かずじまい。
「与えられた命の表面的な部分だけではなく
根源的な深い部分もフル稼働させて生きろ!」
今はそう解釈している。
会社を早期退職して社会的な活動をしたいと以前から思っていたが
親父の死でその方向に舵を切る決意ができた。
いま、いろんなことに頭を突っ込んでいるのはそういうわけなのです。
秋彼岸父に近づく一歩かな 基風
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