父の残した本は多かったが
その中で、一冊だけ
全ページをコピーして紐で綴じた本がある。
なぜそうしたのかわからない。
図書館で借りて読んだが
あまりにもいい本だったので
全編コピーして手元に置いておきたかったのだろうか?
誰かにもらったのだろうか?
今となってはわからない。
「矛盾を活かす超発想法」
ロボット博士で有名な森政弘さんの本である。
父はこの本に赤鉛筆で線を入れ読んでいる。
父が大切だと感じた部分。
=父が言いたかったこと。=父の教え
脳梗塞による失語症で
遺言めいた言葉はまったくなかった。
赤い線の部分が父の教えだと思って
この本を読もう。
梅雨の闇盾と矛との鬩ぎ合ひ
梅雨の闇父の足跡赤い線
梅雨闇西即東自即他
梅雨の闇そろそろ雨戸開けませう 基風
0 件のコメント:
コメントを投稿